Vol.113 新天地に飛び込む方へ「ウサギもカメも」

4月・・・新入学生、新社会人、その他新天地に飛び込む方が多い節目の月です。

僭越ながら皆さんに以下のメッセージをおくります!

 

「ウサギとカメ」のお話は皆さんご存知ですよね。ある研修に参加したとき講師の先生からこんな質問をされました。「どうしてカメはウサギより先にゴールできたと思う?」

その時先生がおっしゃったのが「ウサギはカメを見ていた。カメはゴールを見ていたから。」

 

ヨーイドンでスタートすると周囲と比較されます。「仕事ができる・できない。」「速い・遅い」など評価もされます。社会人でノルマがあればそれが基準として評価されるかもしれません。ただ、私も管理職をつとめましたが、1年目の人物評価が5年後、10年後当てはまることは少ないです。

かく言う私も最初は全く評価されていない新入社員でした。先輩からは「同じ部署に配属された3人で一番劣っている」とはっきり言われました(笑)

 

それでも3人の中で一番早く管理職になりました。早く出世するのが良いと言いたいわけではなく、人の評価なんてあてにならないということ。

 

では大事なのは何か。「人を見るのではなく、ゴールを見る。」人を見ながら仕事をやっていたらウサギになります。自分がどうなりたいのか、今の仕事の目標は何なのか?とゴールを見ていれば今やるべきことが明確になります。常にゴールを見る。さらにそのゴールを自分で設定できればより楽しい生活をおくれます。

 

ただウサギは悪なのでしょうか。ウサギの能力は素晴らしいです。瞬発的な行動力、作業スピードなどはとても魅力的。

カメのようにスピードは遅くても地道に着実にゴールをする能力もなくてはならない。

 

人が数人集まればそこにはウサギもカメもいます。それぞれの個性を補ってゴールに向かっていくのが組織です。それぞれ得手不得手があります。ウサギもカメもみんな大切で必要な個性。個性全開で楽しく新生活を送ってください。応援しております!

 

今回も読んでくださりありがとうございました。