Vol.85 古賀紗理那選手からみる責任感

【責任】

人が引き受けてなすべき任務。~広辞苑から一部抜粋~

 

現在開催されている2024パリ五輪予選を兼ねたバレーボール女子Wカップ。今大会での五輪出場はなりませんでしたが素晴らしいプレーを見せてくれました。

大きな大会しか見ていないため、東京五輪からがらっと変わったメンバーに驚き、その活躍に熱くなりました。何よりビックリしたのがキャプテン古賀紗理那選手からにじみ出る責任感です。

 

あくまで個人的な印象です。これまでの古賀選手は年齢が若かったこともありますが、妹キャラのような存在でいわゆる「根っからのキャプテン気質」を持った選手のようには見えませんでした。

 

それが今回Wカップではタイムアウトでは率先して声を出し、ゲーム中も声をかけます。なかでも目に付いたのはピンチの時でも周囲に安心感を与えるためか意識的に笑顔を作るなどキャプテンとして見事な振る舞いをされていました。

 

このブログでも何度かお伝えしていますが、笑顔を作るだけで体の力みは取れます。

チームで指導されているのかご自身で勉強されたのかわかりませんが、素晴らしいことです。

 

一部を切り取って論じるのは大変恐縮ですが、悔しい思いをした東京五輪後のキャプテン就任。

相当の覚悟があるのではと想像できます。

 

地位が人を育てると言います。全日本キャプテンという大役を任され生まれた責任感。

古賀選手らしいほわっとした柔和な笑顔も時には織り交ぜてもらいながら、パリ五輪予選、そして五輪本番で大いに力を発揮してほしいです。

 

今回も読んでくださりありがとうございました。