Vol.84 先輩の金言

前回はガンダム話に終始した横浜遠征。もちろん遊んでいただけではありません(笑)

3月に取得したライフキネティックトレーナーの先輩が講師を務められる介護施設への講習に陪席させてもらいました。

65歳以上の方を対象にライフキネティック=脳トレと運動を一緒に行うことで認知と運動のつながりを良くする運動を行いました。認知症に良い影響を及ぼす研究結果もあり、運動自体も楽しみながらできるため毎回20名近くが参加されています。施設の方からも好評だと伺いました。

 

休憩時間中、講習参加者の女性が話しかけてくれました。皆さん前向きで意欲的に取り組まれる中、とりわけ質問をしたり、うまくいかないことに悔しがったりと積極的だなーと印象的な方です。

背筋はピンと伸び、運動着の着こなしもお洒落でカッコいいです。

「私は85歳。今でも施設のお手伝いをしてるの。この歳になっても誰かの役に立てるというのが嬉しい。目標をもって楽しむことが元気の秘訣かな。今日の運動だってできなくて悔しいからできるようになりたい。できるようになるのが楽しいから続けられる。40代なんてまだまだこれから。しっかり勉強して頑張るのよ!」

人生の大先輩素敵すぎます。ついつい有名人や一流アスリートの言葉に耳を傾けがちですが私たちの周囲には多くの素晴らしい経験をされている方がいます。年長者だけでなくもちろん若い人たちからも気づきをもらえます。

ただ待っているだけでは気づきは限定的になってしまいます。今回は勇気を出してトレーナーの先輩に陪席を依頼したことがこの気づきのきっかけです。

 

「一歩踏み出す」月並みですし、誰もが言うことで、誰でもできること。でもできる人は少ないですよね。85歳の大先輩が教えてくれたように目標を持ち楽しみながらどんどん挑戦していこうと気持ちを新たにできた1日でした。

 

今回も読んでくださりありがとうございました。