Vol.78 井上尚弥チャンピオン

このブログでも何度か触れている井上尚弥選手。もはやどんな形容詞も軽く聞こえてしまうとんでもない選手です。ただ、これだけは何度も言わせてください。私の高校の後輩です(笑)

 

去る7月25日、井上選手はスーパーバンダムに階級を上げ、2団体統一王者の強敵スティーブン・フルトン選手に挑戦しました。

結果は言うまでもなく井上選手の8回TKO。力の差をこれでもかと見せつけての勝利!

見事スーパーバンダムで2団体統一王者となりました。

どこまで行ってくれるんだろうという期待反面、井上選手を心からしびれさせる対戦相手がいないのではと妙な心配までしてしまいます。

 

試合前のドキュメントでのインタビューです。

「ボクシングをやるにあたって何が一番自分を奮い立たせるか。勝つか負けるかわからない。自分が120%仕上げないと倒されるかもしれないという危機感がないと追い込めない。」「今の階級には戦いたい相手がいない。(スーパーバンダムでは)自分よりでかい選手との挑戦になるのでワクワクしている」

 

結果はわからない。やることは自分を120%の状態に仕上げること。120%の状態に仕上げるためには階級をあげ、強い相手と対戦するという目標を持ち自分の中で危機感をあおる。

フィジカル、テクニックの凄さは言うまでもないですが、超一流選手はメンタルも超一流なのだと教えてもらえました。

 

結果はコントロールできない。自分自身をどのように高めていくか。ワクワクする目標を持つ。失敗を恐れずチャレンジできる。ドーパミンが出てモチベーションが高まり継続する。激しい練習にも耐えられる。練習の質が高まる。良いパフォーマンスにつながる。

ご依頼者様にお伝えしていることです。

 

試合後、もう一人の2団体統一王者マーロン・タパレス選手に次戦の戦いを呼びかけ年内には2階級での4団体統一王者となろうとしています。(団体は4つ)とてつもない偉業へのチャレンジですが、誰しもが「井上選手なら勝つでしょ」という空気が流れています。こんな日本人選手が現れるときが来るとは・・・。

ファンとしては井上選手が心からヒリヒリする対戦相手が現れることを願うばかりです。

 

何を語っても薄っぺらくなりますので、この井上チャンピオンと同じ時代に生きていることに感謝し次戦を心待ちにしてブログをしめます。

 

今回も読んでくださりありがとうございました。