賛否両論巻き起こした前回の続きです。(笑)
Jリーグの試合後サポーターによる侮辱とも受け止められるコールをしたとして、クラブが謝罪するに至った事例から思うところを語ったのが前回。サポーターの応援、気の利いたヤジも含めて興行。もう少し緩く楽しんで、みんなで興行を盛り上げて観客動員につなげる。結果、選手のモチベーション、クラブ運営にも貢献させましょうという感想でした。
提言の目的です。
「スポーツを盛り上げて、スポーツを楽しむ人を増やしたい。見るだけでなくやる人も増え健康増進!
観客動員を増やして選手のモチベーションアップ、プレーの質向上、リーグの質向上、チームの収益アップ、収益が選手、ファンに還元。日本代表も強くなる。みんなハッピー!」です。
そのために古くからファンを熱くしてくれるプロレスの手法を取り入れませんかというお話。
プロレスあるあるです。現チャンピオンの防衛戦後、あるレスラーが乱入し「俺と試合しろ」とマイクパフォーマンス。時には襲撃して因縁をつくり試合まで煽りに煽ります。調印式でも両者ボロカスに言い合って一触即発。煽り期間中から盛り上がり、試合当日は興奮MAX!
試合後は両者称えあって握手・・・とならない事もあるのがプロレスの面白い点ではありますが(笑)
長州選手の煽りは秀逸だった!
Jリーグなどでも因縁や煽りをもっとやってみたらどうでしょう。という提言です。
次戦の対戦チームの会場に乗り込んで、試合後マイクで「こんなしょっぱい試合してて次俺たちに勝てると思うなよ」とか。
YouTubeで「〇〇選手はスピード自慢らしいけど俺にスピードで勝てると思うなよ」と挑発したり。
選手のスピード対決が試合の見どころになりますよね。
煽りはヤラセで、試合は本気。
別にチェーンとかサーベルもって乱入する必要はなく(笑)時には正々堂々とパフォーマンスに行ったり、面白要素を取り入れても楽しそう。チーム内でユニット作ってグッズ売るとかもありかな。
営業さんたちが両チームで考えて脚本つくる。
「今度うちのスタジアムに乱入してください」みたいな(笑)
試合後マイクで「こんなんじゃお前たちJ2行きだな。しらんけど。でも潰しがいがあるチームがいないと面白くないんだよなー。来期もJ1の舞台で待ってるぜ。サポーターのみんなJ2コールしてやれよ!悔しいだろ?えーっこらっ!」
・・・こんな終わり方だったら同じ「J2コール」でも受け取りが変わってきますよね。
バチバチ感は増すかもしれませんが、SNSが荒れる社会問題にはまずならない。
サッカーファンの新規開拓になると思うし、またスタジアムに行きたいと思って集客が増えると思うんです。
必ず「子供に悪影響」「いじめを助長する」「対立を生む」といった反論があります。
「子供に悪影響」「いじめを助長する」って何十年も前に言われていますが本当にそうでしょうか。
小学生からプロレスを見ていますが、隣の教室に乱入することもなかったし、先生を挑発して仕掛けることもありません(笑)むしろプロレスごっこで痛みを知りリスペクトが深まったり、友達を思いやる気持ちができました。
どの時代だって一定数、昔で言う「不良」はいます。悲しいし残念だしなくしたいけど、「いじめ」も起こります。
娯楽の一場面が親の教育や人間関係の影響を上回るほど人格形成に影響を与えることはありませんので安心してください。
脚本だとしても人間性を傷つけることはNG。でも「CBの身長が低いから上からヘディングでたたきつけてゴールしてやるからな」くらいの煽りは見逃してください(笑)
「白河の清きに魚も棲みかねて もとの濁りの田沼恋しき」
「白河の水はきれいすぎてかえって魚も棲みづらい。昔の濁っていた沼が懐かしい。」
江戸時代、白河藩出身の松平定信の政治が潔癖で規制が多く息苦しい。わいろ政治で有名な田沼意次の時代はなんだかんだいって住みやすかったな。といった狂歌です。
わいろなど犯罪はいけませんが(笑)楽しく生きるためにはもう少し寛容になりたいものです。
というわけで、サッカーはじめスポーツ興行を盛り上げて、みんなハッピーになるための提言でした。
本家本元のプロレスも今盛り上がっています!
楽しい夏をお過ごしください!
2週にわたりお届けしたプロレスしようよ・・・
今回も読んでくださりありがとうございました。