「高齢者にはできない」「高齢者なんだから」・・・昨今世間を騒がせているマイナンバーのニュースをみていると良く聞きます。それって本当?と思います。
マイナンバーの在り方について私の意見は差し控えますが(笑)
「高齢者にはマイナンバーを作れない、だから保険証と統合するのは良くない」というご意見に関しては人生の先輩方を侮辱しているのではないかと思います。
たしかにお身体は動きにくくなってきます。歩くのが大変で転んだら骨折のリスクは若者より高いです。手の器用さが無くなってきたり、視力も落ちます。認知症のリスクも年齢に比例します。
だからってマイナンバーは関係ないでしょ。
高齢者でも小さい字の新聞を読まれます。読んで理解もされています。また現役世代に比べて自分の時間はあります。マイナンバーはスマホ一つで家で申請が完了します。写真もスマホで撮った写真でOK。
理解する力があり、時間があり、家で完結するマイナンバーをなんで高齢者はできないの?
新しいことをやれば認知機能も高まるし。
他にも現役世代の多くはスーパーなどのお買い物は電子マネーやクレジットカードを多用します。
私は高齢者こそ使うべきものと思います。支払いに時間はかからないし、どこでいくら購入したか履歴でわかるので家族も安心じゃないでしょうか。
便利なものって高齢者の皆さんこそ使用するべきなのでは。
他にも1日6時間以上座っている人は3時間しか座らない人と比べ15年以内の死亡リスクが約40%増えるという研究もあります。動いてもらったほうがいいんですよ。
もちろん程度はあります。「やってあげる」ではなく「やれるかどうか考えてもらう」。
「見放す」ではなく「見守る」。これらの心がけだけで健康寿命は延びるはず。
「やってあげる」は「奪ってしまう」の同義語だと思います。自尊心を奪い、認知機能を奪い、体力を奪う。本当の優しさを考えてみるのも良いかもしれません。
「高齢者を大切に」が行き過ぎたばかりの弊害が生まれているのではと思います。
私たちより何十年も長く生きてこられているのです。本当に大切に敬意をもって接するためには「必要以上に手伝わない」ことが大事なのでは。健康に頭も体も元気に長生きしてもらい、いつまでも先人の知恵で助けてもらう存在として私は考えます。問題提起の意味もあり極端な例を挙げました。あくまで個人の見解です(笑)
様々なご意見はあると思います。このブログが皆様が考えられるきっかけになれば嬉しいです。
今回も読んでくださりありがとうございました。