Vol.71 自己流は事故流

今回のお題「自己流は事故流」。
知人の言い回しを拝借しました(笑)

私は勤めている時、1人で考えてこそこそ動いて成果をそれなりにあげるタイプでした。

ただマネージャー職になった時、1人で抱え込むには限界があり、膨大な仕事量についていけなくなりました。

ミスが増え、仕事が追いつかないから睡眠を削り、ストレスが溜まり、部下の些細なミスに対してもイライラ。部下は萎縮しミスが増え、その対応に追われて仕事が追いつかず…負の連鎖です。

追い込まれてどうしょうもなくなった時、いよいよ人に頼りました。
部下にもどんどん仕事をふりました。

仕事量を減らして正確な仕事をやりたいという目的だったのですが、思わぬ副産物がありました。

1人では考えられなかったやり方、アイデアを人から得られるようになったのです。
当たり前ですよね(笑)

社歴の浅い部下からも学ぶ事は沢山ありました。
PCの使い方なんかは断然彼らのほうが得意です。
おかげで仕事の効率が上がりました。

メンタル面も改善されていきます。
あのまま抱え込んでいたらどうなっていただろうと考えるだけでゾッとします。

「仕事を部下にふれる上司が良い上司だ」
なんてよく聞きます。意外とできてないものなんですよね。「自分でやったほうが早いし正確だから」
と皆さんおっしゃいます。

人に頼ってみてください。
1ヶ月後「頼ったおかげで仕事が早く正確になった」と言ってるはず。

管理職の鬱が何年も前から増えています。

自己流は事故流。

今回も読んでくださりありがとうございました。