Vol.11 なんでメンタルトレーナー?(新天地編)

もはやタイトルと関係なく自分史を書き綴っているだけな気もしますが、メンタルの変遷を感じてもらえたら嬉しいです(笑)

 

さて、友人の社長に誘われて長野県松本市にあるサービス業に転職した私。まずは現場の仕事を覚える事だけに集中しました。入社して最初の1ヵ月は休みは無かったと記憶しています(時効です笑)

 

そしてようやく休日をもらえた5月の下旬、激震が走ります。私を誘ってくれた社長が退職したのです。

えっ、あれだけ夢を語り合ったのに・・・

本社や現場のスタッフは以前から社長に対し不信感を持っていたようです。

その社長が連れてきた私に不信の目が向くことは当然の事でした。

 

少々粗末な扱いを受け(笑)しばらくは出社後すぐに誰も来ない倉庫に身を潜めるという地獄の時間を過ごします(笑)

当然、「経営者側に入る」なんて夢のまた夢。

 

しかし徐々に互いに歩み寄り社内の輪に加わることができます。現場のスタッフは5人という少人数でしたので連携を取らないと仕事になりませんし、主義主張は違えどオンとオフの切り替えができる大人の集団でしたので心を開けば居心地も良かったです。

 

しかし社内で認められるにつれ「自分が良いと思ったことは何としても実現したい」という思いの強さが出始めます。会議や上司との面談でそれまでのやり方を否定するような発言をしていきます。

 

そして求められてもいないのに「会社を変える」などと言って、独自の資料を作っては会議で発表し上司や同僚を困惑させます。

 

結局目に余る我の強さのせいで、要望や提案を会議で論じる事を禁止されます。

作った資料は今見直しても的を射ているし、実現していたら面白い会社ができたろうなと思う内容です。

 

ただ、姿勢や言い方がいけなかった。入社2年で上司や先輩たちに頭ごなしに「あなた達は間違ってる!明日から俺のやり方にしろ」と言っても反感を買うだけですよね。

前職で降格した時一体何を勉強したのでしょう。皆のメンタルを悪化させただけでした。

 

そんな事もあり経営者になって「日本を代表する従業員の満足度の高い会社を作る」という当初の目標は見失いかけました。

それでもこっそり後押しをしてくれる同僚もいてくれましたし、なぜか本社から将来の重役の打診をされた事もあり、今は目の前の事を一生懸命頑張ろうと地道に活動していました。

 

そんな時です。あの感染症が世界に広がっていきます。

そうCovid19、新型コロナウイルスです。

このことが大きく潮目を変えます。

 

次回はいよいよタイトルに直接からんだ内容になる!はずです(笑)

 

今回も長文読んでくださりありがとうございました。