今回は降格人事を受けチームリーダーとして赴任した香川時代を振り返ります。
前回記したように無理にポジティブを装い仕事をしますが、頭の中はモヤモヤでいっぱい。
考え事ばかりして睡眠不足も続き仕事に集中できません。
「ダメなやつと思われているんだろうな」等と余計な事ばかり考え、自信を失い、自主性もなくなり毎日が辛かったのを覚えています。
それでもやることは次から次へとやってきます。集中できずミスを頻発する負のループへ突入です。
本当に当時の自分にシンブレスを紹介したいです(笑)
そんな私を救ってくれたのが、香川のメンバーと取引先の営業の方でした。
香川のメンバーはこんな私を色眼鏡で見ることもなく気さくに迎え入れてくれ、ミスばかりの私の仕事のフォローをしてくれました。
仕事後にはみんなで飲んでバカな話をして辛い事を忘れさせてくれ、本当に助けてもらいました。
ゴルフをしたり山に登ったり楽しい時間を過ごすことができました。
そして取引先の営業さん。
私より一回り歳下の当時入社3年目の方でしたが、やる気に満ち溢れ、正義感が強く、仕事が楽しくて仕方がないという一際輝いた存在でした。
食事などさせてもらう内に「ただの降格人事」で悩んでいる自分がバカらしく思えて、心から頑張ろうと思わせてくれる存在でした。
この人たちがいなければ私はどうなっていただろうと考えるとゾッとし、感謝してもしたりません。
かけがえのない人達に出会う機会を与えてくれた当時左遷だと思っていた人事異動は私の人生においてはなくてはならない大栄転だったと今なら思えます。
このように人との出会いによって救われた私はこの頃から少しずつメンタルの重要性に気づき勉強し始めます。
今回も長文を読んでくださりありがとうございました。
次回は15年勤めた会社を退職した時の心境を振り返ります。