今回は新卒として入社した製薬会社の営業時代を振り返ります。
新入社員時代から何気なく考え行動していたことが今に生きています。
新入社員の私は、話しは下手、要領悪い、勉強もしない・・・同じ地区に配属された同期3人の中で一番期待もされていなかった事は当時の誰もが語ってくれるでしょう(笑)
新人恒例の大きな目標数字を背負わされるという「かわいがり」もあったおかげで、営業成績は毎月最下位争い。同期は毎月の会議で成功事例が発表されるなど、着実に差をつけられていきました。
悔しかったんですが、焦ったってどうにもならないと開き直れたのは大物の片りんかおバカさんか(笑)
自分の目標数字を達成するためにはどうすれば良いかという事だけを日々考えるようになりました。
目標数字に対しどれだけ不足しているのか、その不足を補うためには何をするか。
経験少なく予算も限られ、考えていたのは誰よりも得意先に訪問しようという事でした。
この時の趣味は1ヵ月、1週間、1日の訪問計画を毎日考え、1日の終わりに予定通り訪問出来た先にチェックを入れ、ニヤリと笑うネクラなものでした笑
やることを明確にして計画通りに行動していったら徐々に結果が出始めます。
すると褒めてもらえ、頼られるようになっていきます。
自信がつき自主性が増し、与えられた月間の大きな目標以外に自分独自に1日ごとの小さな目標を立てて成果をあげていきます。
この時は当然考えて行動していたわけではありませんが、脳の仕組みに準じた適正な活動です。
コントロールできない結果に左右されず、目の前の事に集中するマインドフルネス。
大きな目標、小さな目標を細かに立てる目標設定と習慣化、記録の効果。
周囲のおかげで承認欲求が満たされ自己実現欲求を満たそうとするモチベーション。
・・・いずれも現在、皆様にお伝えしている事です。
周りの皆さんにも助けられ苦しくも充実した若手時代でした。次回は闇のマネージャー時代編です・・・。